スターバックスの珈琲は基本的に苦味が強いベースの珈琲です。私はそれが好きで半年に100回以上通っていたことがあります。苦味が強いベースと言っても、珈琲豆によって味の違いがあり、軽いものも重いものもあります。私が好きなのは苦味が強くてコクの軽いコーヒーですが、それに適したコーヒーも存在します。
私は珈琲が好きで専門学校出身のバリスタ資格持ちです。珈琲は毎日飲み、楽しんでいます。
スターバックスと言えばフラペチーノと言う人もいると思いますが、ドリップコーヒーを店頭でプリペイドカードで買うとお代わりレシートをもらえるので、2杯飲む前提で頼むと割安で買うことができます。
そのドリップコーヒーですが、勿論お豆や挽いた粉の状態でも買う事ができ、家でもスターバックスの珈琲を楽しむことが可能です。今回ご紹介するのは、そんなスターバックスのお豆の話です。
スターバックスの歴史
スターバックスとは1971年にアメリカのシアトルで開業したセカンドウェーブのコーヒーチェーンです。
セカンドウェーブとは、現在珈琲の世界はサードウェーブが来ている状態ですが、ファーストがフルサービスのハンドドリップ珈琲でクオリティを求めるのに対し、セカンドはセルフスタイルでスピード重視のものと言われています。ちなみにサードウェーブは、スピードを重視する上クオリティも求めたものです。オセアニアスタイルなんかがサードウェーブですね。
スターバックスの起業当初は珈琲焙煎屋でしたが、スターバックスでは1987年にエスプレッソを主体としたドリンクの販売を開始しました。スターバックスを始祖として、それ以後同スタイルの珈琲店が急増します。元々アメリカンコーヒーに代表される薄い珈琲が流行っていたアメリカでは、どっしりしたコーヒーではなく軽く飲めるコーヒーが好まれていたのかもしれませんね。
スターバックスには「世界を変える」という使命があるそうです。あのマーメイドにも似たロゴは、実はセイレーンを模したもので、上半身が人間の女性で、下半身が鳥の姿をしています。
スターバックスの特徴は、オシャレなインテリアとオープンテラス、禁煙に接客とさまざまあります。日本進出には株式会社サザビーリーグが関わっており、「サードプレイス」のコンセプトは米国から引き続き継続しています。
日本への第一店舗は1992年、新東京国際空港の第2ターミナル内にフードコート内の店舗として開業されました。しかし、この出店も9カ月で撤退しています。そして、1995年に株式会社サザビーリーグがスターバックスコーヒージャパン株式会社を設立し、1996年に東京の銀座にて日本一号店を出店します。当時喫茶店は煙草を吸えましたが、スターバックスは禁煙としたことで女性からの大きな人気を得ました。
スターバックスコーヒーメニュー
スターバックスのコーヒーメニューは、アレンジなども加えられますが、メニューとしてあるものでも存在を知られていないメニューは沢山あります。メニューは以下の通りです。
ドリップ コーヒー ¥319〜¥451
カフェ ミスト ¥374〜¥506
コールドブリュー コーヒー ¥363〜¥495
コーヒー プレス ¥473
ポットサービス ¥1,242〜
スターバックス ラテ ¥374〜¥506
ソイ ラテ ¥429〜¥561
アーモンドミルク ラテ ¥429〜¥561
オーツミルク ラテ ¥429〜¥561
ディカフェ スターバックス ラテ ¥429〜¥561
カプチーノ¥374〜¥506
カフェ モカ ¥440〜¥572
ホワイト モカ ¥440〜¥572
キャラメル マキアート ¥429〜¥561
カフェ アメリカーノ ¥341〜¥473
エスプレッソ ¥341〜¥385
エスプレッソ コンパナ ¥341〜¥385
エスプレッソ マキアート ¥341〜¥385
ムース フォーム ラテ ¥495
ムース フォーム キャラメル マキアート ¥506
これだけでも珈琲店としてはメニューが多い方ですが、加えてフラペチーノやティーなどもあり、さまざまな楽しみ方ができることが魅力です。
この内、一番上のドリップコーヒーについては、基本的には店頭で準備されているお豆のドリップコーヒーを頼むことになりますが、コーヒープレスサービスで準備されていないコーヒー豆のコーヒーを頼むこともできます。
必見!ドリップコーヒーお豆5選
ここからは、スターバックスで飲めるドリップコーヒーの人気の高い珈琲豆を6つご紹介します。
ディカフェ ハウスブレンド
デカフェはカフェイン抜きの珈琲です。カフェインを摂りたくない妊婦の方や苦手な人はデカフェのコーヒーを頼みましょう。普通のドリップコーヒーよりは割高になる場合もありますが、カフェイン抜きなら珈琲を飲める場合や、飲みたい場合には、他の選択肢は少ないです。ちなみに、このデカフェのコーヒーにミルクなどをオプションで頼めばカフェオレとして飲むこともできるため、アレンジ珈琲を考えることも可能です。
このデカフェ ハウスブレンドはカフェイン除去率99%を実現した珈琲です。多くのディカフェコーヒーはなんとなく薄かったり味に難がありますが、このハウスブレンドは他とは異なるクオリティの深煎りデカフェコーヒーです。
生豆生産国はブラジルとコスタリカで、普通のハスウブレンドの特徴が「ちょっとスパイシー」ですが、それにかなり近い味に仕上げてきています。香り立ちもよく、柔らかいコクと甘味が残っており、酸味も舌に感じることができます。
普通のデカフェよりも珈琲の濃厚さを感じることのできるカフェインレスコーヒーに仕上がっています。
ハウスブレンド
スターバックスのハウスブレンドはダントツに人気があり、日本とアメリカでセールス1位を誇ります。
生豆生産国はグアテマラとコロンビアを使っています。グアテマラはきりっとした酸味が特徴で、コロンビアはさわやかな苦味が特徴です。このハウスブレンドは双方の良さを引き出しているブレンドになります。スターバックスでは焼き菓子も販売されていますが、ハウスブレンドは焼き菓子との相性が良いです。
酸味とコクのバランス高く、しつこすぎず、ほんのりナッツヤココアのような味わいを感じられるコーヒーに仕上がっています。スターバックスにもさまざまな珈琲がありますが、選ばれ続ける理由には高水準のバランスのある味わいがあるからに他なりません。スターバックスでお豆選びに迷ったらハウスブレンドを選びましょう。
カフェベロナ
生豆生産国はインドネシアとラテンアメリカのブレンドです。焙煎度合いは深煎りで、スターバックスのお豆の中でも強いローストを行っているお豆です。ベロナ(ヴェロナ)とはイタリアの地名のことを指します。パッケージの薔薇は、ロミオとジュリエットの舞台となったこの地の「真実の愛」から採用されました。
肝心のお味は、苦味が強いけど甘味も感じる味わいで、チョコレートとの相性が抜群だということが言えます。私一度、スターバックスの教室に行ったことがあるんですけど、その時にカフェベロナとチョコレートを同時に飲食すると双方がとても美味しくなった思い出があります。実はデザートコーヒーとして出されることが多いのがこのカフェベロナなんです。つまり、バレンタインの時期に得におすすめです。
家で甘いものを作る人に一番おすすめなのが、このカフェベロナです。
パイクプレイスロースト
生豆生産国は100%アラビカ種のラテンアメリカです。アラビカ種の珈琲は豊かな風味と酸味を持つことが特徴です。名前の由来は、スターバックスの生誕の地であるシアトル・パイクプレイスマーケットから採用されました。
お味は苦味の中にナッツのような香ばしさがあり、バランス高い滑らかさが楽しめる特徴があります。水洗式の加工方法を採用しており、この加工方法を施された珈琲は爽やかな酸味と洗練された風味が引き出されます。この方法は熟練の技術が必要で、生産が難しいとされています。
パイクプレイスローストがナッツのような風味があることから、ヘーゼルナッツなど風味のあるシロップを加えるのも良いでしょう。シナモンロールのようなシナモン系統とも相性が良いです。口の中を洗い流してくれるでしょう。
苦味の中にも酸味やコク、ナッツといった香りの楽しめる珈琲に仕上がっています。
ブレックファーストブレンド
生豆生産国はラテンアメリカの珈琲です。スターバックスの珈琲の中ではライトノートとされ、焙煎度合いが浅いものとしてカテゴリーされています。
公式では酸味が強く、コクが弱いとされています。実際、口に含むと強い酸味が感じられ、フレッシュ感の強い珈琲に仕上がっています。煎り方が浅いといっても苦味はしっかり引き出されている印象があります。朝起きぬけに眠気を覚ますまず一杯飲む珈琲としては最適ではないでしょうか。名前の通りですね。
苦味が苦手な人に選ばれやすいライトノートですが、このブレックファーストブレンドは酸味系の珈琲として考えると良いでしょう。
紹介したスタバのお買い得お豆セット品!
これまでご紹介してきたお豆の他に、ライトノートブレンドを加えた6種類のセット品があります。スターバックスのお豆を6種類買うとなると、1100円×6で6600円かかることになりますが、このセット品で買えば4770円と2000円近くもお得に買うことができます。
どのお豆を買うか迷ったり、あれもこれも試してみたい場合には、このセット品がお得を買いましょう。粉で届くので、グラインダーを持っていない人でもハンドドリップを楽しむことができます。
溶かすだけのインスタントコーヒー10本入り
珈琲を飲みたいけど、器具を用意してハンドドリップするのもめんどくさいという方にオススメなのはこの溶かすだけのインスタントコーヒー。スターバックスでも用意があります。味にはラテ、キャラメルラテ、抹茶ラテ、カフェモカなどがそれぞれ収納されています。
家で気楽にスターバックスを楽しみたい人にはうってつけのインスタントコーヒーになっており、コップに入れてお湯を注ぐだけでスタバを感じることができます。
贈答用にもオススメなこのインスタントコーヒーは、価格もリーズナブルです!
まとめ
日本で珈琲といえばスターバックスを思い浮かべる人も少なくないでしょう。総じて利用しやすい場所に位置しているので、寄ってしまう方も多いのではないでしょうか。頼めるドリップコーヒーも、お豆によって全然味が違いますので、珈琲が好きであれば、味の違いを楽しんでみると良いと思います。
良い珈琲ライフをお送りください^^
では、今日はこの辺で、、
お相手は、一花でしたっちゃお☆
この記事へのコメントはありません。